【ＤｅＮＡ】開幕最有力今永　最速１５１キロ　５回２失点でシーズンへ

　ＤｅＮＡ・今永昇太投手（２５）が２１日、日本ハム戦（横浜）で５回７安打２失点。直球の最速は１５１キロをマークしたが、５回で４奪三振。１０８球を要した。このまま、開幕２９日の中日戦（横浜）に臨むことになる。

　４年目で自身初の開幕投手が決定的な左腕はこれがオープン戦最終登板。初回、先頭の浅間の打席で１５１キロをマークするなど直球に威力はあった。

　しかし、毎回走者を許すなど、課題とする追い込んでからの精度には改善の余地があった。３回１死一、三塁のピンチは中田の右犠飛で最少失点で切り抜けた。しかし、５回先頭、新外国人の王に甘く入ったスライダーを右中間席まで運ばれ勝ち越しを許した。

　２四球ながら５回で１０８球。裏の打席で代打を送られた。今季の実戦は侍ジャパンの試合を含め６戦２２イニングで８失点（自責は５）、防御率は２・０５。