【中日】ロメロが最速156キロマークも弱点露呈

スポーツ報知
5回4失点のロメロ

◆オープン戦 中日―オリックス(21日・ナゴヤドーム)

 中日の新外国人、エンニー・ロメロ投手(28)=ロイヤルズ=が先発し、5回を5安打4失点で降板した。最速156キロをマークするなど球威は十分だったが、初回2死一塁ではけん制を投げた際にスパイクの歯がマウンドに引っかかり、ボーク。さらに2回には頓宮に三盗、5回には昨季3Aで盗塁0のメネセスに二盗を決められた。「走者が出た時のクイックの精度を高めて開幕を迎えたい」と反省を口にした。

 他球団のスコアラーによると、クイックのタイムは1・2秒台と決して遅くはないという。ただ、足を上げたタイミングでことごとく積極果敢にスタートを切られており、癖などが出ている可能性もありそうだ。

 公式戦初登板となる4月4日(ナゴヤD)の相手は、昨季、リーグトップの95盗塁をマークした広島。この日のように走られ放題では、カープ打線の餌食になってしまう。

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