【ソフトバンク】デスパイネ、1号「開幕に向けて乗っていけるよ」 復帰の内川も安打

スポーツ報知
1回1死一塁、左中間へ2ランを放ったデスパイネ

◆オープン戦 ソフトバンク4―6楽天(21日・福岡ヤフオクドーム)

 ソフトバンクは、心配された助っ人とベテランに快音が響いた。まずはデスパイネだ。初回1死一塁。高めの直球を完璧に捉えた。打った瞬間に確信する左中間への1号2ラン。「積極的にいこうと思っていた。開幕に向けて乗っていけるよ」。ベンチ前ではお決まりの左足を蹴り上げるポーズを披露した。

 ビザ発給が遅れ、来日は今月7日と遅れた。前日(20日)までの5試合で打率1割8分8厘。だが、オープン戦17打席目に飛び出した待望の一発に続き、3回にも左前にはじき返して、調整遅れの不安を拭い去った。

 左手首痛の影響で5試合ぶりの実戦復帰となった内川もさすがのバットコントロールを見せた。3回の2打席目に浮いた真っすぐをお手本のような中前安打。「怖さもなく、しっかりバットを振ることができて良かった」と頬を緩めた。

 工藤監督はD砲の本塁打に「結果が出て、本人も安心すると思う」とうなずき、内川については「打つ方は問題なかった」と安堵(あんど)した。開幕まで残り3試合。打線に欠かせない2人にエンジンがかかった。(小松 真也)

ソフトバンクデスパ1号「乗っていける」

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