【ロッテ】藤原、2打数無安打…浴びた“菅野の洗礼”

スポーツ報知
1回無死、藤原恭大は二ゴロ

◆オープン戦・巨人―ロッテ(23日・東京ドーム)

 ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が「1番・中堅」でスタメン出場し“菅野の洗礼”を浴びた。

 セ界のエースのウィニングショットに手が出なかった。1―0の3回1死。カウント2―2から最後は外角一杯にカーブを決められて見逃し三振を喫した。初回先頭では全球直球勝負を受けて4球目を打ち、二ゴロに倒れた。実力差を肌で感じたルーキーはベンチで苦笑いを浮かべるしかなった。

 それでも、「一つでも多くの球種を見たい。打球が前に飛ばせたらいい」と掲げていた最低限の目標はクリアした。

 2リーグ制後の高卒新人野手では65年の山崎裕之(7番・遊撃)以来、54年ぶり3人目となる開幕戦スタメンを目指す藤原。この日、菅野から投げ込まれた11球を「財産」とし、成長の糧にしていく。

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