【日本ハム】二塁踏めず…1安打完封負けも栗山監督前向き

スポーツ報知
7回に選手交代を伝える栗山監督

◆オープン戦 日本ハム0―5ヤクルト(23日・札幌ドーム)

 日本ハムが、ヤクルトとのオープン戦(札幌D)でわずか1安打に封じられ完封負けを喫した。ヤクルトの継投の前に、放った安打は3回1死からの鶴岡の左前安打のみ。四球を含めても2度しか走者を出すことができず、二塁を踏むこともできなかった。

 相手先発・石川の丁寧に低めを突く投球に4回1安打に封じられると、その後は4投手の継投の前に無安打。栗山監督は「なかなか攻撃できなかったけど、選手たちの中で開幕というものがちらついている感じ。それはそれで、そういう中で結果を見せなきゃいけない。それも意味を持つと思いたい」。沈黙した打線をかばい、前を向いた。

 開幕までは1週間を切り、オープン戦は24日の同戦を残すのみ。指揮官は「開幕の時にこうなるよりは全然いい。(開幕への)緊張感が生まれたなという感じだったから、それはそれで良かったと思う。これが公式戦だったら大変なことになる」。失敗をプラスに変えながら、開幕へと向かっていくしかない。(小島 和之)

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