【ロッテ】10年ドラ1・伊志嶺、Vホーム 代走で生きる道

スポーツ報知

◆オープン戦・巨人5―8ロッテ(23日・東京ドーム)

  ロッテの伊志嶺翔大外野手(30)が途中出場で決勝点を挙げた。

 2―2の7回。先頭のレアードが左前打で出塁すると、代走で登場しすかさず二盗を決めた。バルガスの二ゴロで三塁に進んだ。続く田村の放った打球は前進守備を敷いた坂本勇の前にゴロで飛んだが、「思い切って」ギャンブルスタートし、生還。「自分の持ち味を出せたのはよかった」と笑みを浮かべた。

 井口監督は「ああいう1点は非常に大事になる。足で取った点。長打を打つ選手が増えた分、走れる選手が少なくなった。競ってる場面でああいう点の取り方が大事になってくる。伊志嶺の走塁は非常に大事になる」と評価。僅差の場面で“代走の切り札”としての活躍を期待した。

 2010年のドラフト1位が生き残りをかけて、仕事を全うする。

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