大淀、粘るも惜敗!…第49回日本少年野球選手権大会

スポーツ報知
6回同点ランニング本塁打のホームに滑り込む大淀・美澤

◆第49回日本少年野球選手権大会 ◇中学生の部▽2回戦 大淀ボーイズ5―6武蔵狭山ボーイズ(3日・南港中央野球場ほか)

 中学生の部は2回戦16試合を行い、大淀ボーイズが逆転負けを喫して、惜しくも2回戦で涙を飲んだ。

 大淀が何度も突き放されては追いつく執念を見せたが、あと一歩が届かなかった。1点を追う6回、この回先頭の5番・美澤が、右中間を深々と破るランニング本塁打。1打席目でも2死一、二塁で左中間へ先制の2点適時三塁打を放っており「打ったのはアウトコースのスライダー。1打席目はストレートを打ったので、次は変化球が来ると言われていた。今日はお母さんの誕生日なので、ホームランボールをプレゼントします」とはにかんだ。

 チームはジャイアンツカップも控えており山下主将は「負けたけど、こんな大きな大会で、大淀らしい堂々とした野球ができたので後悔はない。最初は本当に気持ちも弱かったチームが、勝つことで強くなれた。今日負けたこの悔しさを胸に刻んで、ジャイアンツカップを頑張ります」と、前を向いた。

ライフ

×