京都嵯峨野、逆転で初戦突破…第38回京都大会
スポーツ報知
◆第38回京都大会 ◇中学生の部▽1回戦 京都嵯峨野ボーイズ3―2生石ボーイズ(8月12日・太陽が丘球場ほか)
「第38回京都大会」が開幕し、中学生の部では京都嵯峨野ボーイズが初戦で逆転勝ちを決めた。
京都嵯峨野が接戦を制し、初戦突破を果たした。
初回に先取点を許したものの、その裏、すぐに反撃。3番・濱谷の左翼へ適時二塁打で追いついた。同点打の濱谷は「追い込まれていたが、食らいついていった」と胸を張った。
2回以降立ち直った先発・田中は5回まで無失点に抑え「1失点はしたが、その後はテンポよく投げられました」と納得の表情。その力投に打線も応えた。
6回1死から4番・早川が右翼への二塁打で出塁し、5番・今宿が左翼へ、勝ち越し二塁打。「先っぽだったが、うまく飛んでくれた」と今宿。さらにヒットと四球で満塁とし、8番・田中の中前への打球が敵失を誘い「打撃はあまり自信はないが、いい所に落ちてくれた。ラッキーでした」と、この回2点を奪って突き放した。
投げては6回からリリーフした小西が7回に1点こそ失ったが、後続を断ち切った。
前田監督は「メンタルが弱い。流れは相手にいっていた。先発がよく投げてくれ、終盤よく2点を取ってくれた。これを機にチームの調子を上げてほしい」と奮起を促した。