ホストの大阪北A、コールドで1回戦突破…第49回大阪北大会

スポーツ報知
ホスト大会の初戦をコールド勝ちし笑顔の大阪北Aナイン

 ◆第49回大阪北大会 ◇中学生の部▽1回戦 大阪北ボーイズA10―0西成ボーイズ(13、14、15日・寝屋川第一球場ほか)

 「第49回大阪北大会」が開幕。ホストの大阪北ボーイズはA、B2チームともコールド勝ちし初戦を突破した。

 大阪北Aチームが、グラウンドを駆け回った。2点を先行し迎えた3回だ。リードオフマンの佐伯主将が遊撃への内野安打で出塁し、すかさず盗塁。大岩が四球を選び、土井の右飛の間に佐伯が三塁へ進んだ。大岩も盗塁を決め1死二、三塁のチャンスをつくった。

 ここで4番打者の登場だ。バットでチームを引っ張る合澤は「ホスト大会の初戦なので、大事にいきたかった」と中前へきっちり2点適時打。さらに盗塁でチャンスを広げ、岸本、浦田の連続安打で1点を追加。黒木の死球で1死満塁とし、宮本が「サインが出て緊張したけど、決まって本当によかったです」と投前へ絶妙なスクイズ。この回一挙4点を挙げ、試合の流れをグッと引き寄せた。

 投げては、球場到着後に西村監督から先発を告げられたという宮本が気合の投球。「初回にチームが2点を先制してくれたので、楽になったし、低めに投げれば打たれないと思った」と西成打線を2安打無失点。起用した監督の期待に見事に応えた。

 最後はこの日3打数3安打2盗塁の岸本が、相手投手の暴投で10点目のホームイン。コールド勝ちを決め「絶対にピッチャーを助けようと思った。なんとしてもホスト優勝したい。そのためにも初戦をしっかり戦えた」と笑った。Bチームも初戦コールド勝ち。大阪北ナインの笑顔があふれる一日となった。

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