橿原、投打が充実!完封&コールドV…第33回和歌山大会

スポーツ報知
優勝した橿原ナイン

◆第33回和歌山大会 ◇中学生の部 ▽決勝 和歌山南紀ボーイズ0―7橿原ボーイズ=6回コールド=(8月18、19、25日御坊市民球場ほか)

 「第33回和歌山大会」は、投打の歯車がかみ合った橿原ボーイズが決勝を完封で締めくくり、優勝を飾った。

 投打で充実した橿原が、決勝戦を完封で締めくくり優勝を飾った。

 準決勝の南都戦は、先発・森がサイドスローから打者の手元で浮き上がる直球を武器に7回1失点。打線も7回2死二、三塁から2番・吉川が適時内野安打を放ち、サヨナラ勝ちを決めた。

 勢いに乗ったチームは、決勝も初回から3番・的場の右前適時打などで3点を先取。3回も4番・田垣、6番・松室の適時打でリードを広げ、最後は6回2死から1番・植垣の右中間三塁打、吉川の左前適時打で追加点を奪い、コールド勝ちを決めた。

 準決勝で好投した森は「何回も対戦したことがあるので弱点を突く投球をした。自分の投球に相手が対応できず自信を持った」。決勝で完封した藤井は「カーブが決まった。最後だし強い気持ちでマウンドに登った」と胸を張った。

 矢野監督は「楽しく好きにやらせた。この優勝は3年生が高校で生かす上での大切な贈り物となった」と目を細めた。吉川主将は「1人が鶴岡一人記念大会出場で欠けたが、全員3年生で一人一人が優勝への強い気持ちで頑張った。3年間、つらいこと、苦しいこともあったが、全国大会も貴重な経験だった」と振り返った。

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