大淀、14安打9得点の猛攻でホスト大会制す!…第43回大淀大会

スポーツ報知
3年ぶりのホスト優勝に喜ぶ大淀ナイン

◆第43回大淀大会 ◇小学生の部▽決勝 滋賀大津ボーイズ5―9大淀ボーイズ(23日・本庄公園野球場)

 「第43回大淀大会」小学生の部は大淀ボーイズがホスト優勝を飾った。

 家族の大声援を受けた大淀ナインが、14安打9得点の猛攻でホスト大会を制した。3番・笹山は初回に先制の中越え二塁打を放つなど4安打2打点。「いつも父や母が送り迎えや応援をしてくれるので、ありがたいです」。リリーフも務めた“MVP級”のヒーローが感謝の言葉を口にした。

 3回には山下が「このチームで優勝したかった」と3点三塁打。今夏のジャイアンツカップで胴上げ投手となり、一躍、全国区となった中学生の部・島野に憧れる女子選手だが、この日は先輩に負けない大活躍で「(島野は)全部すごいんです。自分もなりたい」と笑顔を見せた。

 雨天中止もあり大会は当初より開催期間が延びた。選手も頑張ったが、運営に関わった父母も奮闘した。2安打1打点の腕野が「朝早くから運営ありがとう!」と言えば、先発の太田も「ここまで育ててくれてありがとう」。強い絆で結ばれたチームに、秋空の陽光が差し込んだ。

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