奈良葛城、4回コールド勝ちでベスト4!…第48回日本少年野球関西秋季大会

スポーツ報知
力投する奈良葛城の先発・小川

◆第48回日本少年野球関西秋季大会 ◇中学生の部▽準々決勝 奈良葛城ボーイズ(奈良県)7―0香芝ボーイズ(奈良県)(27日・住之江球場ほか)

 準々決勝4試合が行われ、小学生の部では夏の選手権覇者・奈良葛城ボーイズがコールド勝ちでベスト4を決め「関西小学生硬式野球選手権大会」の出場権を勝ち取った。

 同支部同士の対決は、夏の全国覇者・奈良葛城が貫禄を見せ、香芝にコールド勝ちした。2回2死二、三塁、8番・脇本が先制2点適時打を放ち、流れをつかんだ。「後につなごうと思った」と脇本。すると、3回1死、重盗と四球でつかんだ満塁の好機に、脇本の内野ゴロが敵失を生み、4点目を挙げ、ラッキーボーイになった脇本は「うれしい」と会心の笑みを広げた。

 4回には、クリーンアップが本領を発揮した。4回無死一塁、まず3番・作田が二塁打を放つと、続く4番・川西が「出塁することを考え、振り抜いた」と三塁打を放った。5番・青山は「自分の打てる球を待っていた」と、この試合、3安打目を放ち勝負を決めた。主将の作田は「チームが盛り上がっているので、つないでいきたかった。(全国一のプライドもあり)ここで負けられません」と胸を張った。

 「エース争いをしてほしい」と、喜多監督に期待されている先発の小川は「低めを突いた」と、香芝打線を2安打完封し「良かった」と控えめに笑顔を見せた。「全国大会後のローカル大会では1回戦負けが続いていたが、このチームは本番に強い。この大会を勝ち抜き、夏・春連続の全国制覇を目指したい」と喜多監督は手応えを感じている。

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