八尾中央、初戦敗退も猛反撃でホストの意地見せた…第49回八尾大会

スポーツ報知
6回1死満塁、八尾中央の砥出が2点適時打を放つ(三塁走者・冨金原)

◆第49回八尾大会◇中学生の部▽2回戦 小松ボーイズ10―6八尾中央ボーイズ(10日・吉原球場ほか)

 「第49回八尾大会」が開幕し、中学生の部はホストチームの八尾中央ボーイズが敗れはしたものの、猛反撃を見せ、今後に向けて好材料をつかんだ。

 静かだった八尾中央のベンチに歓声が湧き起こった。6点リードされた4回2死一塁、主将の丸林勇が、左翼91メートルのフェンスを軽々と越える2ランを放った。それまで1安打に抑えられていた打線は、この一打で活気を取り戻した。

 「守備で失策もして足を引っ張っていたので、主将として、みんなを盛り上げたかった」と丸林勇主将。6回には1死から3番・山本が三塁打。4番・西岡も適時打で続き、その後満塁の好機で、8番・砥出が「前日の練習で調子が良かったので、いつもする緊張をしなかった」と2点適時打。ホストチームの意地を見せた。

 初戦敗退となったものの、先発・山本は「先発は初めてでも、6回まで投げられて、自信がつきました」と次に向け、好感触を得ていた。大熊監督は「陸上部かというほど走り込みをしたが、成果が出ていない。中学生の限界を見極めながら、基礎を固めたい」と、さらなるレベルアップを見据えた。

ライフ

×