65センチマゴチ!吉田さん6年ぶり2回目V…鹿島港・植田丸「報知フィッシングフェスタ」

2018年7月4日4時0分  スポーツ報知
  • 65センチ級の大型マゴチを釣って優勝した吉田裕幸さん(植田丸で)

 報知フィッシングフェスタのマゴチ釣り大会が1日、茨城・鹿島港の報知指定・植田丸で行われた。参加者13人は、鹿島沖水深7~11メートルのポイントに繰り出し、ソフトルアーを使って日頃鍛えた腕前を競った。水温低下のため、マゴチの活性は低かったが、大型2尾の重量で2・12キロを記録した船橋市の吉田裕幸さん(61)が、6年ぶり2度目の優勝を飾った。

 競技終了が迫る午前11時過ぎ、それまで50センチオーバーのマゴチを1尾釣っていた吉田さんはソフトルアーをジャッカル・チャンクローの赤茶に変えた。「マゴチが釣れない時は、この赤茶が威力を発揮する。特に日中は効果的なんです」と言う。その言葉通り、ビッグフィッシュがヒットした。ソフトルアーを一度大きく跳ね上げ、着底したら、そこで底をたたくように揺らした。次の瞬間、ゴンと明確なアタリが吉田さんに伝わった。

 「アタリの手応えで大型だと分かったから、慎重にやり取りしたよ」と吉田さんは振り返る。何度かロッドが大きく引き込まれる場面もあったが、無事に植田竜也船長(30)が差し出すタモ網にマゴチが収まった。65センチの大型。この1尾が吉田さんを栄冠へと導いた。

 釣り場は、港から約30分の鹿島沖。まずは水深7メートルの浅場で競技が開始された。ところが先週まで20~21度台だった水温が、連日のシケの影響で、14度台まで急降下していた。これではマゴチの動きは鈍い。案の定、アタリはあるものの、ハリ掛かりするまでには至らず、バラシが頻発した。

 そこで植田竜也船長は、船を水深11メートルへと移動させた。ここは水温が17度台。先週の水温と比べれば4度近く低いが、最初のポイントよりは状況は良さそう。見込み通り、マゴチがルアーを追い始めた。まずは2年前の同大会で優勝した茨城町の山口昌治さん(52)が、60センチ級の大型マゴチを釣り上げた。ほかの釣り人にもマゴチが掛かった。しかし、山口さんは2尾目が釣れず、吉田さんに逆転を許してしまった。

 吉田さんは、2012年に植田丸で開催されたマダイ大会で優勝している。対象魚がマゴチに変わって、ここ2大会は6位が最高。「今年はどうしても3位以内に入りたかった。でも、優勝できるとは思わなかった」と驚きを隠さなかった。マダイ大会で優勝した時は終盤で6キロオーバーを上げて逆転した。今回も終盤での逆転劇。最後まで諦めない精神が二冠に導く原動力になった。(高田 典孝)

 ◆ルアーマゴチのタックル

 ▽ロッド…2・1~2・6メートルのテンヤ用、ルアー用▽リール…中型スピニング▽ライン…PE0・8~1・5号▽リーダー…3~4号30~50センチ▽ジグヘッド…20~30グラム▽ルアー…3・5~5インチのシャッド、グラブ、カーリーテールなど。

 ◆めも マゴチ釣りの近況、問い合わせは鹿島港植田丸(TEL0299・82・3773、HPはQRコード参照)。乗合船は午前4時半集合、同5時出船。料金は氷つきで1万1000円。駐車場完備。

 このほか以下の船宿からも乗合船が出る。

 羽田伝寿丸(TEL03・3744・5266)。リクエスト船で狙う。

 金沢八景弁天屋(TEL045・701・9061)。午後船が出る。

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