第49回報知アユ釣り選手権・オーナーカップ、小国川で6人が予選突破

スポーツ報知
小国川予選を通過した(前列左から)原田宝徳、小山渓一、須田善宏、(後列左から)工藤廣、小山清二、斉藤弘俊

 第49回報知アユ釣り選手権・オーナーカップの小国川予選(主催・報知新聞社、協賛・オーナーばり、協力・小国川漁協組、舟形町、舟形マッシュルーム)が14日、山形・小国川で行われた。前日までの雨の影響で一時、平水より30センチ高で濁りも入ったが、競技開始時にはほぼ平水に戻り、濁りもとれた。1回戦は参加者81人を3ブロックに分け、8位タイまでの25人が2回戦へ。2回戦も3ブロックで各ブロックの上位2人、合計6人が予選突破。8月3、4日に岐阜・益田川で行われる決勝大会進出を決めた。

 平水に戻り、水温が上がってきた午前11時ごろからアユの追いはがぜん良くなった。圧巻だったのは、一の関大橋下流を狙った小山渓一選手(32)、清二選手(30)の兄弟。30メートルほど間を置いて並んで竿を出し、競技開始直後から交互にアユを釣っていった。2人とも2回戦ではダントツの18尾(オトリ2尾込み)でトップ通過を決めた。同じような場所で釣りながら、狙いは少し違っていた。渓一選手が「ヘチで群れている遊びアユを狙った」と言えば、清二選手は「ずっと瀬の中を釣った」と言う。予選通過者と2回戦の成績は次の通り。敬称略。

 原田宝徳(65、釣りキチ三平クラブ)14尾「決勝大会ではベスト8を目指す」

 小山渓一(チーム三Q)18尾「ベスト8以上に行きたい」

 須田善宏(51、子吉川GFC)10尾「シード権を取りたい」

 工藤廣(55、RED)11尾「ベスト8が目標」

 小山清二(仙台市)18尾「予選リーグは突破したい」

 斉藤弘俊(49、奥州市)10尾「決勝まで行きたい」

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