数も!型も!マダイ期待…三重・石鏡

スポーツ報知
51センチの良型マダイを持つ寺本船長

 三重・鳥羽市石鏡港から出船する報知フィッシングクラブ「幸徳丸」(船長携帯090・7303・5080)がウタセマダイ釣りに出ているので8月31日、乗船した。

 正午に釣り座を抽選して、すぐに出港。船は15分ほど走って、石鏡沖のポイントでイカリを入れた。

 まだ日差しが強く、南西の微風でほぼ波はなし。ハリス5号の胴突き4本バリ仕掛けをオモリ20号で降ろした。餌取りが多いようで、すぐに餌がなくなった。

 次はオモリが着底後にゆっくりと巻き上げるとすぐココンッ、グイッと鮮明なアタリが出て30センチほどのきれいなマダイが釣れた。今頃はこれが数釣れるらしい。“釣り頃、食べ頃”サイズだ。この巻き上げ誘いが当たり、次々と同型のマダイが釣れた。

 次にフワフワッとした食い上げのアタリを合わせると、いきなり穂先が引ったくられてドラグがビュービューと滑る、強烈な引き。竿の角度を間違えないように気を付けながら慎重にやり取りした。船長のアシストを得ながら取り込んだのは67センチのメジロ。ありがたいゲストだ。

 それからもボツボツとアタリは続き、イケスはにぎやかになってきた。込み潮が始まってアタリが遠くなった頃、船長のアドバイスで捨て糸4ヒロ、35メートルのタナで止めて待った。穂先をグイッと引っ張るアタリで45センチ級の良型マダイが連発した。

 数が釣れたら欲が出る。「もっと大型を」と願ったが、かなわずに午後6時過ぎに沖上がり。釣果はマダイ29尾(27~46センチ)、メジロ67センチ1尾、ハマチ38センチ1尾だった。

 8月30日には65センチ、同29日には81センチの大マダイが釣れており、中型が数釣れる中に突然、大型が交じる。これからが、さらに楽しみだ。(報知APG・大西 満)

 ◇問い合わせ 「幸徳丸」(船長携帯090・7303・5080)へ。受け付けは午前6時~午後9時。

 ◇料金&集合時間 午前便の落とし込み釣り乗合船は1人10000円(仕掛け1個、氷付き)、午前5時半集合。午後便マダイ釣り乗合船は1人1万2000円(餌、氷付き)、正午集合。

 ◇その他 1個500円で各仕掛けの販売あり。

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