ハゼいっぱい釣れたよー!…岡山・吉井川

スポーツ報知
岡山・吉井川河口で良型ハゼを釣って笑顔の柊哉くん(左)と悠莉ちゃん

 以前から孫の柊哉(とうや、5歳)と悠莉(ゆうり、4歳)に「おじいちゃん、釣りに連れていって」と言われていた。ハゼなら退屈しないだろうと岡山・吉井川河口に10月下旬、出掛けた。

 足場が良い「日本エクスラン工業 西大寺工場」(岡山市東区)裏の護岸へ。午前10時過ぎ、仕掛けの「キスR3本」9号(オーナーばり)に餌のアオイソメを刺してキャストした。

 開始早々からアタリが連発。「あの竿のリールを巻いて」と柊哉に指示した。一生懸命に巻いているとナイスサイズのハゼが上がってきた。「大きいー!」と大喜び。続いて悠莉もリールを巻くとハゼのダブル。「やったー、釣れた!」と、こちらも大喜びだ。

 状況が良かったのか、アタリは止まることなく続いた。途中で悠莉が「重い、重い」と懸命にリールを巻くとキビレが釣れて「きれいな魚」と目を輝かせていた。また、柊哉がセイゴを釣り上げると「この魚は何?」と2人とも興味津々だった。慣れてくるとリールを巻くのもスムーズになり、魚も自分で外せるようになった。その上、餌をハリに刺せるまでになったから「大したもんだ」と“じいじバカ”になって感心した。

 孫との楽しい時間は、あっという間に経過。まだ釣れ続いていたが、翌日のことを考えて午後3時に納竿した。クーラーボックスの中身を数えるとハゼ94尾(10~22センチ)とセイゴ2尾、キビレ1尾の大漁。早速、この日の夕食に煮付けでいただくと「このハゼは僕が釣った」、「これは私が」と、孫たちは自分が釣った魚をうれしそうにほおばっていた。

 今年、ハゼは当たり年の様子。サイズも良く、ファミリーやカップルにもお薦めだ。(報知APG・矢部 卓)

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