小室哲哉「この5、6年、男性としての能力ない」妻・KEIKOの現状も語る

スポーツ報知
会見場を去る小室哲哉

 音楽プロデューサーの小室哲哉(59)が19日、東京・南青山のエイベックスビルで会見を行い、芸能界を引退することを表明した。18日発売の「週刊文春」で看護師の女性Aさんとの不倫疑惑が報じられた小室は、会見でくも膜下出血で闘病中の妻・KEIKO(45)やファンに謝罪。「僕なりの騒動のけじめとして引退を決意しました」と明かした。1983年に「TM NETWORK」を結成してから35年。プロデュース作品の総売り上げは約1億7000万枚超。一時代を築いた男が、あまりに突然に表舞台から姿を消す。

 小室は会見で、引退の決断を明かした一方、女性看護師との不倫については、最後まで疑惑を拭うことはできなかった。

 妻・KEIKOの介護や自身の体調不良もあり、Aさんが精神的な支えであったことは認めた上で、男女関係は「ない」と否定。自宅で長時間ともに過ごしたことについては「一般の男性が望む、女性を(自宅に)招くというのは…確実に、心から言えますが、そういった感覚で招いたわけではない」と釈明。「この5年、6年、男性としての能力がなかった」とも語った。

 また妻・KEIKOの闘病についても初めて詳細に告白。「幸い、身体的な後遺症がなく、高次脳機能障害ですか。でも、幸いではなく残念なことに音楽は興味がなくなってしまった。お恥ずかしい話ですが、今は小学4年生ぐらいの漢字のドリルとかは楽しかったりとか。一例ですが、そういったレベルのこともあります」と赤裸々に明かした。

 自身の不倫報道については「話は全部してあります。納得しているかは…。しっかり向き合って、理解しているかは、これからです」とした。

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