キック・ザ・カン・クルーのVR商品めぐり、所属会社と販売元の見解に食い違い

スポーツ報知
KICK THE CAN CREW

 人気ヒップホップグループ「KICK THE CAN CREW(キック・ザ・カン・クルー)」の所属会社エレメンツは9日、昨年5月から繰り広げているVRプロジェクトの商品が届いていないことについて、公式ホームページで報告を行った。

 エレメンツは17年5月、同グループの活動スタートから20年を記念して、VRでのライブを開催するプロジェクトを発表。VRライブの観覧をはじめ、さまざまなプロジェクトメンバー限定のスペシャル企画が楽しめるというもので、オリジナルVRゴーグルなどがセットにされた「KICK THE CAN CREW VR 先行パッケージ」が、販売元のパラレルズから1万円で発売された。

 視聴できるVRチケットは6月中旬、ファンマガジンとオリジナルVRゴーグルは12月中旬に購入者のもとへ届く予定だったが、「商品が届かない」という問い合わせが購入者達から相次いだことから、エレメンツは1月27日に公式ホームページで「パラレルズに事実関係を確認中。このまま皆様とのお約束が果たされない状態でなし崩し的に終わらせることは弊社の意図するところではございません」と掲載。これに対してパラレルズは、1月31日にホームページで「本プロジェクトの主催であるエレメンツ社様に対し、協議のお願いをしてまいりましたが、未だに誠意あるご回答をいただけておりません」などのコメントを発表した。

 エレメンツ側は9日、ホームページで「この事態を一刻も早く解決できるよう、株式会社パラレルズ様に対し、まずは皆さまへの誠実な対応を行っていただけますよう、改めて、弊社顧問弁護士を通じて通知書を送付しております。なお、この通知書に関しましては2月19日の明確な期限をもっての対応を求めたものとなりますので、期限を迎えた後につきましては、弊社としての対応を含め再度ご報告させていただきます」と発表した。

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