鷲尾真知子、夫・中嶋しゅうさんの急死を振り返り涙「手を握って大声で彼の名前を呼んだ」

スポーツ報知
鷲尾真知子

 女優の鷲尾真知子(68)が15日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・正午)に出演。昨年7月、舞台中に急性大動脈解離で急逝した夫の俳優・中嶋しゅうさん(享年69)についてテレビで初めて語った。

 中嶋さんは舞台「アザー・デザート・シティーズ」出演中に舞台から転落し、救急搬送先の病院で死亡が確認された。舞台上で「急性大動脈解離」を発症していたことが死因と判明。自身も舞台稽古中だった鷲尾はマネジャーからの連絡で訃報を知ったという。

 鷲尾は「ただただ戻って来て欲しいという一心で、手を握って大声で彼の名前を呼んだんですけれども…返事ないままに逝ってしまいました」と涙。病気の予兆については「全然なかったんです。年齢的にとてもたくさんお仕事をさせて頂いていたのでハードだったんですけれども」と語った。

 夫の死の翌日に舞台の初日を迎えた鷲尾。「本当に記憶が飛んでる部分と、やらなければいけない、50年近く役者という仕事をしてきたさがというか、ご迷惑をかけてはいけないということでやった」と回顧。終演後、楽屋に入ってきた佐藤B作の膝で初めて泣いたと明かした。

 「2人で生きていたときの自分にはもう戻れないなと思うんですけども、最近思うのは私が思う以上に彼は私を1人にしたことを『ごめん』て言ってくれてるような気がして」と鷲尾。司会の黒柳徹子から夫の好きだった部分を聞かれると「全部です」と話していた。

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