内藤剛志の持論「俳優は90%が運で、残り10%が努力」

スポーツ報知
内藤剛志

 俳優の内藤剛志(62)が14日放送のBS朝日「ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~」(日曜・後6時)に出演し、自身の俳優哲学を語った。

 主演・助演問わずドラマに欠かせない存在の内藤。ドラマに出演するようになったきっかけは1968年の日本テレビ系銀河ドラマ「道頓堀」だという。「時任三郎くんの代わりに出演することになった。ものすごく適当にやったら、その役にぴったりだった」といい、「この役をつかめたのは運がよかった。俳優は90%が運で、残り10%が努力」と持論を述べた。

 インタビュアーのテレビ朝日スポーツコメンテーター・宮嶋泰子さん(63)から「残りの10%の努力とは、どういうことか」と問われた内藤は「同性で年上の人から、習うというより盗むこと」と語り、藤田まことさん(享年76)の「(テレビドラマなどで)せりふが全部聞こえること」や北大路欣也(75)の「立ち方、たたずまいのきれいさ」を学んだと答えた。

 「自分にはオリジナリティー、輪郭がない。演じたらそれが出てくる。そのために演じている」と内藤。「夢と希望を次の世代の俳優に伝えていくため演じ続けている」と笑顔を見せた。

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