安藤サクラ、授乳しながら撮影「カットによって胸の大きさ違う」

スポーツ報知
取材会に出席にした安藤サクラ

 女優・安藤サクラ(32)がこのほど、大阪市内で映画「万引き家族」(8日公開、是枝裕和監督)の取材会に出席した。

 今作は第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを獲得。レッドカーペットには参加したが、受賞後は是枝監督に会えておらず「こんな体験をさせていただいて、監督に全身で感謝の気持ちを伝えたい」と声を弾ませた。

 カンヌでは、安藤の「泣き」の演技が絶賛された。審査委員長の女優・ケイト・ブランシェットから「もし、今回の審査員の私たちがこれから撮る映画の中であの泣き方をしたら、安藤サクラの真似をしたと思ってください」と賛辞を贈ったことを聞かれ「さすが、海外のスターたちは粋な言葉を使うなあと。日本人じゃこうはいかない」と照れながらも喜んだ。

 昨年6月に長女を出産後、今作がほぼ初めての仕事。昨年12月からの撮影の合間には「超内緒でスタジオの一番遠い部屋で、『ちょっとトイレ行ってきます』ってお乳をあげてたんです。だからカットによっておっぱいの大きさが違う」と報道陣を笑わせ、「本能的にあふれ出る母性と母乳に戸惑いながら、それをコントロールしながら撮影するというところには至らなかった」と振り返った。

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