テレ朝社長「しんちゃん」卒業の声優・矢島晶子に「生き生きした声で命を吹き込んでいただいた」

スポーツ報知
7月6日放送分から「クレヨンしんちゃん」の主題歌を歌うゆずとしんちゃん

 テレビ朝日の角南源五社長(61)の定例会見が3日、東京・六本木の同局で行われた。

 同局の国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」(金曜・後7時半)の主人公・野原しんのすけの声を1992年4月13日の番組スタートから26年間にわたって演じてきた声優・矢島晶子(年齢非公表)が6月29日放送回でラスト出演となったことについて、「今回、申し出があり、降板することになりました。矢島さんは特徴ある声で生き生きした声で、しんちゃんに命を吹き込んでいただいた。長年の功績に感謝を申し上げたいと思います」と話した。

 矢島は「声を保ち続けることが難しくなった」との理由で自ら降板した。29日は「野原家プリンウォーズだゾ」「防衛隊の会議だゾ」を放送。ショートエピソード「いつものオラだゾ」が番組最後に放送され「あ~、オラ毎日楽しい」が最後のセリフとなった。

 2代目のしんちゃん役は小林由美子に決まり、7月6日の放送から登場するが、角南社長は「数々のアニメなどで様々な役を元気に面白みたっぷりに演じてきた声優です。しんちゃんを魅力たっぷりに演じて下さると思います」と期待を寄せた。

芸能

×