山下智久、2年ぶりツアー&オリジナルアルバム「感じたものを詰め込みたい」

スポーツ報知
2年ぶり全国ツアー、4年ぶりオリジナルアルバムを発売する山下智久

 歌手で俳優の山下智久(33)が4日、今年9月から2年ぶりの全国ツアー(15か所32公演)を行い、11~12月に4年ぶりのオリジナルアルバムを発売することを発表した。都内でスポーツ報知などの取材に応じ「いいスタッフに恵まれて、新しい音楽活動ができる。うれしいというか楽しみ。自分の心に従って、感じたものを(音楽活動に)詰め込んでいきたい」と意気込んだ。

 27日には、主演する「劇場版コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―」が公開される。昨年にはシリーズ7年ぶりの続編ドラマが放送され、1年がかりで同作に取り組んできた。「個人的にもコンサートは根本だったりするし、常に(音楽活動を)やりたい気持ちはあった」。このほど、レコード会社大手ソニーミュージック・レーベルズ内のSMEレコーズとの契約が決まり、俳優業も一段落したことで再始動が決まった。

 映画の撮影後には約2か月間、米国を旅していたという。現地で、さまざまな音楽に触れ、知り合いのつてを頼ってレコーディングスタジオを訪れる機会もあった。「今、自分が聴いていて楽しいと思う音楽を探っていきたいし、そこに、はやりの音色(おんしょく)をプラスして、よりたくさんの人に届く音楽を作っていければ」。この日は朝4時までスタジオにこもり、アルバム制作に向けてアレンジャーと議論を交わすなど、欲望のままに音楽漬けの日々を送る。全曲新曲で構成されるアルバムには、英語曲も入れる予定という。

 4年前にアルバムを発売した頃、まだ20代だった。「待っていてくださった人もいると思う。常に変わり続けていきたいと思うし、もっとコンスタントに」。久しく音楽活動から遠ざかっていた分、今後への思いは強い。

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