三浦友和、「イクメンなところは30代の頃に経験した」

スポーツ報知
舞台あいさつに登壇した(左から)黒木瞳、山崎智史、三浦友和

 俳優の三浦友和(66)と女優の黒木瞳(57)が5日、都内で声優を担当したアニメ映画「インクレディブル・ファミリー」(8月1日公開)の完成披露舞台あいさつイベントに登壇した。

 超人的な能力を持つ5人家族を描いた、アニメ映画「Mr.インクレディブル」(04年)の14年ぶりの続編。新作では、ヒーローとしての一面に加え、一家の大黒柱のボブ(三浦)が子育てに奮闘する姿が描かれる。先月から全米で公開され、わずか18日目で興行収入495億円を突破。アニメ映画として全米の歴代興行収入ランキング2位を記録する好スタートを切った。

 同作のイメージカラーである黒と赤を基調とした衣装で登場した黒木は「パート2ができると聞いた時に、またできるとうれしくなった」と笑顔。一方、三浦は「壮大なホームドラマ。能力を抜かせば、どこの家庭でも起こりうることをストーリーにしたので、楽しんで頂けると思う」と語った。

 イベントでは、登壇者が手に入れたい能力を発表。黒木は「相撲が強くなりたい」と照れながら告白した。可憐(かれん)な姿からは想像できない願いに会場がざわついたが、「家で相撲をよくやるけど、夫に勝てない。すごく腹がたつので、いつか勝ちたい」と宣言。しかし、元歌手の山口百恵さん(59)とおしどり夫婦として知られる三浦から「黒木さんに負ける夫なら別れた方がいい」と助言を受けると、「じゃあ、強くならなくていいです」と夫婦仲のよさをアピールした。

 劇中では3人の子どもを育てる“イクメン”なボブを演じた三浦。実生活でもシンガー・ソングライターで長男の三浦祐太朗(34)と俳優で次男の三浦貴大(32)を育て上げたため、役柄と似ている点を「イクメンなところは30代の頃に経験した」と回答。また、二人の子供たちについて「盆と正月にしか実家に帰ってこない」とさみしそうな様子を見せたが、「3.11の時に僕は富山にいましたが、息子たちがすぐに実家に帰っていて、いいなとこういう感じと思い、これが団結なんだと思った」と家族の絆を明かした。

芸能

×