現役最高齢落語家、93歳の桂米丸師匠が歌丸さん告別式で弔辞

スポーツ報知
桂米丸師匠

 今月2日に慢性閉塞性肺疾患で死去した落語家の桂歌丸(本名・椎名巌)さん(享年81)の落語芸術協会・椎名家合同告別式(11日、横浜市の妙蓮寺)で師匠の桂米丸(93)が弔辞を読むことが5日、分かった。

 米丸は歌丸さんが1951年に5代目古今亭今輔に入門した時の兄弟子で61年からは師匠を務めた。現在も最高齢の現役落語家として高座に上がり続ける一方で協会最高顧問も務めており、12歳年下の弟子のために別れを告げる。2日に本紙の取材に応じた際は「ガックリきちゃって…こっちが先に逝くと思っていたのに…」と心境を語っていた。

 まだコメントを出していない林家木久扇(80)の他、落語協会会長・柳亭市馬(56)、芸協会長代行・三遊亭小遊三(71)も弔辞を担当。式場に最後の高座(4月19日、東京・国立演芸場での「小間物屋政談」)などの映像を流すことも決まった。

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