フジ社長、オウム事件は「我々メディアの役割も問われた」
スポーツ報知

フジテレビの定例社長会見が6日、東京・台場の本社で開かれた。
宮内正喜社長(74)はオウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚(63)ら7人の死刑が執行されたことを受け、朝の番組の編成を大きく変えて報道したことについて、「オウムの一連の事件は日本の犯罪史上最悪のテロ事件だったし、我々メディアの役割も問われた。これからの報道も真摯にやっていきたいと思います。今夜、フジテレビが30年取材してきたものを全て特集した特別番組を放送します」と明かした。
同局では、朝のワイドショー「とくダネ!」の中で「オウム事件」報道を特集。その後の「ノンストップ!」は冒頭から「FNN報道特番」に差し替えて放送した。
6日午後7時57分からは、予定していた「金曜プレミアム『くらべるマネー』」を急きょ変更。「金曜プレミアム『緊急スペシャル 教祖麻原ら7人死刑執行 日本が震えたオウム事件の“真実”』」と題し、過去30年にわたって取材してきた映像などを緊急放送する。