フジ社長、W杯ポーランド戦の好視聴率に「歴史的な試合を中継できた」
スポーツ報知

フジテレビの定例社長会見が6日、東京・台場の本社で開かれた。
宮内正喜社長(74)は6月28日に同局が生中継したサッカーW杯1次リーグ(L)H組の日本対ポーランド戦(後10時40分~深夜1時10分)の平均視聴率が44・2%の好数字をマークしたことについて「フジでは8試合の生中継を行い、序盤の空気感を作り出す役割を担った。特にポーランド戦は歴史的な試合になった。それを中継することができた。フジのサッカー中継歴代3位の数字を残せた。スポーツ中継におけるテレビの力を感じました。今後の視聴率アップの糧としたいと思います」と話した。
今回の中継では、瞬間最高視聴率も午後46分、前半のアディショナルタイムから前半終了のホイッスルが鳴るまでの場面で、54・0%の驚異的な数字をマークした。
同局のW杯中継では02年日韓大会のロシア戦(6月9日、前8時半キックオフ)の平均66・1%が歴代最高の数字。今回のポーランド戦は同局のサッカー中継としては、ロシア戦の66・1%、「ジョホールバルの歓喜」として知られる98年フランス大会アジア地区第3代表決定戦のイラン戦(97年11月16日)の47・9%に次ぐ歴代3位の高い数字となった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)