三遊亭円楽、笑点で涙「じじい早すぎるんだよ!」大喜利で歌丸さん見送る

スポーツ報知
桂歌丸さん

 今月2日に慢性閉塞性肺疾患のため死去した落語家の桂歌丸さん(享年81)が終身名誉司会を務めていた日本テレビ系演芸番組「笑点」(日曜・後5時半)は8日、大喜利で歌丸さんを見送った。

 1966年の番組スタートから笑点を支えた歌丸さん。8日の笑点は「桂歌丸師匠ありがとうスペシャル」と題した追悼版で、番組内容を急きょ差し替え、回答者、5代目の司会者時代の歌丸さんを振り返り、笑点メンバーが「歌丸師匠大喜利」で最後まで笑いで見送った。

 お題は「歌丸さん」。「歌丸師匠が喜びそうな答えに座布団を1枚。怒りそうな答えは1枚取ります」と6代目・司会者の春風亭昇太(58)が大喜利を開始。三遊亭円楽(68)は「俺もらえそうにないな」とつぶやき客席を笑わせた。

 円楽は、歌丸さんに「遺言に次の司会者は円楽と書いて下さいましたよね」と昇太を横目にチクリ。昇太は「(師匠)天国に行く前に、あいつ(円楽)を何とかして下さい」と恒例のやり取りで会場を盛り上げた。

 笑点メンバーがそれぞれ歌丸師匠との思い出を交え回答。最後は円楽が、目に涙を浮かべ「じじい早すぎるんだよ!」と師匠を見送った。

 日テレは12日、歌丸さんの追悼特番「ミスター笑点 歌丸追悼特番」(後7時)を生放送。メンバーが生出演し、秘蔵映像とともに、歌丸さんをしのぶ。

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