大野拓朗、愛人5人のゲス男役に初共演の夏帆から「ゲスかわいいな」

スポーツ報知
BSジャパンの連続ドラマ「グッド・バイ」制作発表に出席した大野拓朗、夏帆

 俳優の大野拓朗(29)が11日、都内でBSジャパンの連続ドラマ「グッド・バイ」(14日スタート、土曜・深夜0時。テレビ大阪は深夜0時54分)の制作発表に、女優の夏帆(27)と出席した。

 太宰治の未完の遺作が原案にした羽生生純氏の同名漫画がドラマ化。妻子がいながら5人の愛人を持つゲスなモテ男(大野)が、偶然再会した高校時代の先輩(夏帆)に妻のフリをさせながら、愛人たちを清算していくコメディー。

 大野は主人公について、「ゲスなことはしてる。最低なことはしてるけど、どこか憎めない。純粋に好きなんです。悪いこと全くしてない。愛人じゃない、恋人なんです。ゲスかわいい役を演じてます」とまくしたてると、初共演の夏帆からも「ゲスかわいいです。子犬のような顔をする時、ズルいな、ゲスいなと思った」と突っ込まれていた。

 書店で偶然、原作漫画を買って気に入っていたという大野は「すごく運命を感じた。太宰治没後70年の年にこんな大役をやらせてもらえて光栄です。ゲスな役初挑ですが、役者としてひとまわりもふたまわりも成長していきたい」と抱負。2015年に舞台版で愛人の1人を演じた夏帆は「(作品の)あがりが想像できない。今までにない作品になる」と話した。

 愛人を演じるキャストは、奥菜恵(38)、佐津川愛美(28)ら美女がズラリ。大野は「幸せです。昨日の撮影で(愛人が)一同にそろって円陣で囲まれて、こんな美女たちが恋人なのかと。怒られてるのに気持ちいい」とニヤリ。自身は「恋愛からしばらく遠ざかってる…」とし、「僕は不器用なので、同時に(複数と恋愛する)なんて無理…」とタジタジだった。

 タイトルちなみ、「グッドバイしたいこと」についてトーク。大野は「ダンボール。今年の4月まで(NHK)『わろてんか』の撮影で大阪に住んでて、4月に東京へ引っ越してきた。ずっとバタバタでダンボールが20個くらいあるのでグッドバイしたい」。夏帆は「極度の恥ずかしがり屋なので、何年もこの仕事やってるからそろそろ慣れないと」と語った。

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