YOSHIKI、被災地へ1000万円義援金 日本では公表に賛否も「寄付の輪が広がるならいい」

スポーツ報知
自身がプロデュースしたワインを披露するYOSHIKI

 ロックバンド「X JAPAN」のリーダー・YOSHIKIが13日、都内で行われたワインブランド「Y by Yoshiki」の発表会に出席した。

 行動を起こさずにはいられなかった。西日本を襲った豪雨の惨状は滞在先の米国で知った。10日に帰国し、即座に行動。被災地支援のため、11日までに自身の慈善団体「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じて日本赤十字社に義援金1000万円を寄付した。

 YOSHIKIは「日本では(寄付を公表することに)賛否両論があるかもしれませんが、欧米では(著名人が)率先して声を上げる動きがある。自分の活動によって、寄付の輪が広がっていくのならいいことだと思う」と力説。東日本大震災の復興支援チャリティーオークションを始め、16年4月に熊本地震被災地に義援金1000万円、17年10月に米国のハリケーン被災者のために10万ドル(約1126万円)を寄付してきた。「それによって、いろいろな方々が助かるのであれば、それでいい。これからも堂々と寄付をしていきたいと思う」と約束した。

 会見では、ワインの産地で有名な米カリフォルニア州ナパ・バレーで造った白ワイン「シャルドネ カリフォルニア」(5300円税別)と、赤ワイン「カベルネ ソービニョン・カリフォルニア」(5500円税別)を試飲。いずれも、YOSHIKIのスタイルや考え、個性が反映されたものだという。

 赤ワインを飲むと、「うん、一流!」と笑顔。「女性に人気が出ると思う。間違いなく、一流(のワイン)です」と自信をみせた。以前は一日でボトル1本を空けるほどのワイン好きだったが、昨年5月に頸椎(けいつい)人工椎間板の置き換え手術をして以降は、一日1杯飲む程度に変わった。「がぶ飲みじゃなく、味わって飲めるようになった。死に直面して、一瞬一瞬を生きている意味、ありがたさを分かるようになった」と変化を明かした。

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