沢村一樹主演の新月9「絶対零度~」第2話視聴率は9・6%

スポーツ報知
「絶対零度~」主演の沢村一樹

 16日に放送された沢村一樹(51)主演のフジテレビ系「月9」ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(月曜・後9時)第2話の平均視聴率が9・6%だったことが17日分かった。

 「絶対零度~」は初回10・6%を記録。「月9」の初回視聴率2ケタ超えは昨年7月期の「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」の16・8%以来、4作ぶりだった。

 未来の犯罪を予測して捜査する「ミハン(未然犯罪潜入捜査班)」の活躍を描く物語で2010、11年に上戸彩(32)主演で新米女性刑事の活躍を描いた「絶対零度」シリーズの最新作。今回、「月9」初主演となる沢村を主人公に据え、7年ぶりに復活。未然に犯罪を防ぐ捜査チーム“ミハン”のメンバとして関ジャニ∞の横山裕(37)、本田翼(25)が出演。上戸も特別出演した。

 23日放送の第3話のストーリーを一足早く紹介する。

 井沢範人(沢村)らは「ミハン」システムが割り出した新たな危険人物・若槻真帆(柴田杏花)の捜査を始める。

 真帆は、エリート大学として知られる私立栄明大学の学生だったが、1年前、大学近くの雑居ビルから飛び降り自殺を図り、現在も意識不明のまま入院中だった。もちろんその間、真帆の通信記録や銀行口座の出入金記録など個人データに動きはなかった。だが、先週になって真帆のスマートフォンから彼女が所属していたテニスサークルのSNSグループに「復讐してやる」というメッセージが送られたという。しかも、同じスマートフォンから大量の医療用ニトログリセリンが購入されていた。

 井沢は、昏睡(こんすい)状態の真帆にはメッセージを送ることもニトロを買うこともできないことから、真犯人は真帆になりすまして自殺の復讐(ふくしゅう)をしようとしている可能性を言及し、小田切唯(本田翼)と田村薫(平田満)を入院先の病院へ潜入させる。そこで小田切は、真帆の父親で、プラスチック製品専門の町工場を経営する周作(遠山俊也)に接触する。

 一方、山内徹(横山裕)は、大手企業の御曹司で、テニスサークルの代表を務める大学生が起業したカフェバーを訪れる。その店は、サークルメンバーのたまり場で、自殺未遂騒動の後、周作も訪れていた。

 真帆がなぜ1年前に自殺未遂したのか。そこに今回の危険人物を見つける鍵がある―。小田切は過去のトラウマから、この事件にのめりこんで行き…。山内やミハンメンバーはそれを心配するのだが―というストーリーになる。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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