タッキー、ＷＯＷＯＷドラマで初外科医役

　「タッキー＆翼」の滝沢秀明（３６）が、ＷＯＷＯＷ連続ドラマＷ「孤高のメス」（来年放送）で初の外科医役を演じることが１７日、発表された。現役医師によるシリーズ累計１６０万部の医療小説を原作に、１０年には堤真一（５４）の主演で映画化もされた人気作。「新たな挑戦を前に気を引き締める思い」と意気込みを寄せた。

　滝沢が演じるのは、旧態依然とした医療体制の中で患者を救うという信念と向き合い続けた主人公の外科医・当麻（とうま）鉄彦。映画版は日本アカデミー賞で優秀作品賞、優秀主演男優賞に選ばれるなど高評価を得た。

　舞台「滝沢歌舞伎」をライフワークにしているが、昨年９月に「タキツバ」の活動を休止して以降は、精力的に俳優活動を展開する。今年２月にはフジテレビ系ドラマ「家族の旅路～家族を殺された男と殺した男～」で弁護士役に初挑戦。弁護士としての使命感と一人の男としての葛藤や苦悩に揺れ動く役を好演した。

　初挑戦の役が続くが「しっかりと外科医としての手さばきを身につけて撮影に臨み、骨太の作品に花を添えられたらと思います」と力を込めた。