近藤サト「防災グッズに白髪染めっておかしい」…髪染めをやめた理由「ノンストップ!」で告白 

スポーツ報知
近藤サト

 フリーアナウンサーの近藤サト(50)が18日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」(月~金曜・前9時50分)に出演しグレーヘアを選択した理由を明かした。

 近藤は、20代から白髪に悩まされてきたことを明かし「白髪に対する恐怖というか、白髪がちょっとでも出ると、すごく嫌だった。早く染めなきゃ、身内にも『出てきたよ、見えている』とか」と振り返り、「金銭的なこともあるけれど、精神的な負担でした」と明かし20年以上、3週間に1回は染めていたという。

 しかし、2年前に白髪を染めないことを選択した。そのきっかけは2011年の東日本大震災で「防災グッズの中に美容室に行っている暇なんかないだろうから白髪染めも入れようって一瞬思ったんですが、そこでおかしいと思ったんですね。そんなことしている場合じゃないし、そこまで自分が追い込まれていたことに自分に驚いて、防災グッズに白髪染め入れるっておかしいじゃないですか、それに私は、はたと気がついて、そんなに自分を追い込むんであれば、いっそのこと、やめてしまった方がいいんじゃないか。無限ループで死ぬまでいくのかという時にいつか終わりにしようって、終わりにするんなら早いほうがいい」と明かした。

 今の心境は「白髪を隠すことは老いを認めたくない、隠したい、自分も他人もだましたいみたいな意識があって。白髪を出すようになってある意味、若さに未練がなくなった。すごい良かった」と話していた。さらに、若い人からの相談を受ける回数が増えたと明かし「自分の生き方を見て、あんな風に年を取りたいなって思ってもらえるような人間になりたい」と明かしていた。

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