河合美智子、歌劇初挑戦に感謝「病気をしてから新しいものと出会うことが多い」

スポーツ報知
歌劇「ジャンヌダルク〜ジュテームを君に〜」の製作発表会見に出席した(左から)河合美智子、桜花昇ぼる、椿比呂花

 元OSKトップスター・桜花昇ぼる、元宝塚宙組・椿火呂花、女優・河合美智子(50)が19日、大阪市内で歌劇「ジャンヌダルク~ジュテームを君に~」(演出・振り付け=はやみ甲、10月13~14日、大阪・サンケイホールブリーゼ)の製作発表会見に出席した。

 今作は、15世紀のフランスを舞台に、ジャンヌ・ダルクとフランス王太子シャルル7世の激動の半生と愛を描いた物語。ジャンヌ・ダルクを演じる桜花は「舞台では毎回、これで死ぬというくらいの思いで、命を込めてやってきた。最後ではないが、これが集大成くらいの思いでやりたい」と気合十分。2003年の宝塚歌劇団退団公演が、ジャンヌ・ダルクを題材とした「傭兵ピエール」だったという椿は「15年経ってこの作品に出会えたのは、とても運命を感じる」と話した。

 一方、歌劇初挑戦という河合は「見る方じゃなく、こちら側にいていいのかなという感じ。すごくプレッシャーです。どうすればいいんでしょう」と恐縮しきり。2人に負けじと歌劇団ばりに濃いメークとつけまつげをつけ「この顔にも慣れてない。まつげって長いと(目の下が)影になるんですね」と驚いていた。

 2016年8月に脳出血を患い、現在も手足に軽いまひが残る。それでも、「今回の舞台もそうですが、病気をしてから新しいものと出会うことが多くて、ありがたいなあと思っています」と前向き。週1回のリハビリも続けており「緊張すると(手足が)固まっちゃうので、しっかりボイストレーニングをして頑張ります」と話していた。

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