上方落語協会恒例の彦八まつり 今年は桂春蝶が実行委員長

スポーツ報知
「第28回彦八まつり」の概要発表会見に出席した実行委員長の桂春蝶

 上方落語協会の笑福亭仁智会長(65)らが23日、大阪・天王寺区の生國魂神社で、毎夏恒例の上方落語家によるファン感謝イベント「第28回彦八まつり」(9月1~2日、生國魂神社)の開催発表会見を開いた。

 今年の実行委員長を務める落語家・桂春蝶(43)は、2代目・桂春蝶さん(1993年死去)の長男。「私ども2世は世の中から甘いとたたかれることが多いので、民意に従ってとことん甘く行こうと。もう、オープニングから甘い連中しか出ない」と奇抜なテーマを明かした。

 オープニングでは、今年5月に入籍した春蝶の弟子・桂紋四郎(30)の“あま~い”披露宴イベントを開催。ほかに「2世コレクション2018~ボンボンVSコセガレ大集合」と題し、桂米団治(59)、林家木久蔵(42)ら2世落語家によるトークショーを行う。春蝶は「昔、米団治さんから涙ながらに『お前はええなあ。親が死んでて』と言われたことがある」と明かし、甘さだけでなく、2世ならではの厳しさや苦悩も打ち明ける予定だ。

 春蝶は最近、貧困問題に関するツイッター投稿が炎上。桂小春団治(60)から「春蝶くんなんで、炎上をテーマにやるんじゃないかと思いましたが」と振られると、「境内でキャンプファイアも提案してみたんですが、ただでさえ暑いのに、火はアカンとなりました」と苦笑いした。

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