咲坂実杏、「半分、青い。」28日から鈴愛の義妹役で朝ドラデビュー

スポーツ報知
好きな朝ドラは「堀北真希さんの『梅ちゃん先生』でした」と語った咲坂実杏(カメラ・生澤 英里香)

 大手芸能事務所「スターダストプロモーション」の「第1回女優オーディション」(2016年)の合格者、女優・咲坂実杏(みあ、20)がNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(月~土曜・前8時)で朝ドラデビューを飾る。演じるのはヒロイン鈴愛(すずめ、永野芽郁)の弟・草太(上村海成)の妻・里子。「大先輩の方々ばかりで、まだまだ緊張するけど、肩の力を抜いて。インパクトを残せるように頑張りたい」と意気込んだ。28日放送回から登場する。

 凜(りん)としたたたずまいがひときわ目をひく。クランクインから3か月。義父母役の滝藤賢一(41)、松雪泰子(45)に囲まれ、咲坂はひたむきに演じている。食堂のシーン。「カット!」の声が掛かり、一瞬、緊張から解き放たれた表情はまだ初々しい。

 「現場の雰囲気がすごく温かいんです。皆さん、優しく接してくれるので、撮影のペースにもだいぶ慣れてきました。全体の撮影から数か月後に入ったけど、すぐになじめました」。朝ドラは静岡の実家にいる時から家族で見ていた。「見るのが当たり前だった作品に出られるのは、不思議な感じもしました」と振り返った。

 演じるのは、楡野(にれの)家に嫁いできた里子。鈴愛の義妹役になる。「実年齢より上の役を演じる機会はなかなかない。ダンナさんがいても違和感がないな、自然に溶け込んでいるなと思ってもらえるように。何かインパクトを残せるように頑張りたい」と目を輝かせた。

 咲坂は小学生の時に地元の劇団に入り、舞台経験を積んだ。「元々この世界に興味があった」ことに加え、家族に「映画や映像のお芝居もしてみたら」と勧められ、常盤貴子(46)、竹内結子(38)、本田翼(26)、森川葵(23)らが所属する同事務所のオーディションを受験し、チャンスをつかみ取った。

 将来は日本にとどまらず、アジア圏での活躍を夢見る。講師を付けて韓国語を勉強し、中国語の習得にも意欲。「アジア各国のドラマ、映画を見るのが好き。いつか海外の作品に―という思いが強い」と力を込めた。

 ◆咲坂 実杏(さきさか・みあ)1997年9月2日、静岡県生まれ。20歳。17年TBS系「A LIFE~愛しき人~」でドラマ初出演。17年配信ドラマ「パパ活」に出演。18年2月「エグ女」で初舞台。18年度の全国信用金庫協会イメージキャラクター。映画「あいあい傘」(宅間孝行監督、10月26日公開)に出演する。特技はピアノ、フルート、書道。身長164センチ。血液型AB。

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