山下智久、「完成を迎えられて本当にうれしい」「劇場版 コード・ブルー―」舞台あいさつ

スポーツ報知
舞台あいさつした(左から)比嘉愛未、新垣結衣、山下智久、戸田恵梨香、浅利陽介

 歌手で俳優の山下智久(33)が主演する「劇場版 コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―」(西浦正記監督)が27日、全国439スクリーンで封切られた。午後3時の段階で「信長協奏曲」(16年、興収46・1億円)の対比172%を記録。配給元の東宝は「100億円も目指せるスタート」とした。

 都内で行われた初日舞台あいさつには、山下ら総勢11人が登壇した。大台突破となれば、実写邦画として「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」「(03年、173・5億円)以来。山下は「10年間というシーズンを通して、今日こういう完成を迎えられて本当にうれしい。何と言うか、この10年間続けて来れたのも、支えてくれた人が育んでくれたお陰」と感謝した。

 壇上では、今作の「大切な人に思いを伝える」をテーマにトークを繰り広げた。新垣結衣(30)はフリップに「みんなへ ありがとう」と記した。08年の第1弾ドラマから10年の節目で映画化。10年前は20歳だった新垣は「初社会人だし、お医者さんだし、自分の年齢よりも上の設定の女性を演じないといけない。アタマがまっ白になったりしたこともあった。いまだに、この中に私がいるというのが不思議な瞬間がある。また集まって、お互いがお互いを仲間として認めてくれているなというのをすごく感じて、それがうれしくて。これがずっと続けばいいなと。みなさんに、出会ってくれてありがとうという気持ち」と感慨深げに語った。

 キャストそれぞれが感謝の思いを語る中で、“トリ”の山下は「泣かせちゃうかも?」と前置きした上で「次、何食べる?」と記したフリップを掲げた。ドラマ放送で7年間のブランクがあった期間も定期的に“コード・ブルー会”を行ってきた。「これからもずっと一緒に人生の節目節目で関わっていく人たち。一段落というか(映画を)送り届けることができたけど、僕らの関係はまだまだ続いていくと思う」と強い絆をかみ締めた。

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