「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督が「ワイドナショー」出演 「興行収入はボクには入らない」

スポーツ報知
上田監督

 製作費約300万円の低予算作品ながら、口コミによるヒットで話題の映画「カメラを止めるな!」も上田慎一郎監督(34)が19日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜・前10時)に出演した。

 6月23日に2館で劇場公開されたが、今は140館と拡大し大ヒットしている同作品に上田監督は「今は毎日、驚くようなニュースが飛び込んでくる」と明かした。

 「ダウンタウン」が大好きという上田監督。ところがこの日の放送は松本人志(54)が体調不良で欠席した。松本への思いを「ボク今日、集合時間の1時間前ぐらいに来ちゃって。左手が震えてきて緊張し過ぎて。世界で一番影響を受けている人間やと思ってます」と明かした上で「松本さんに会えたら上がないなと思って。夢がなくなると。会いたかったけどちょっとホッとしている自分がいたり、左手のしびれがなくなりました」と笑わせていた。

 中学から自主映画を製作し高校卒業する時に「映画監督になるかお笑い芸人になるか、迷って映画監督を目指したんですよ」と明かした。

 監督・俳優養成スクール「ENBUゼミナール」が企画製作した96分の映画で、37分ワンシーン、ワンカットでゾンビ映画を撮影する人々を描いた。12人の出演俳優はほぼ無名という作品について「5年ぐらい前に見た舞台からインスパイアを受けて、そこから構想を膨らませていって」と明かした。

 大ヒットに伴う収入について上田監督は「一般的に興行収入は監督に入らない場合が多いです。ですから、興行収入はボクには入らないです」と話していた。

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