大阪桐蔭が金足農破り春夏連覇の甲子園中継 平均20・3%、瞬間最高24・0%の高視聴率

スポーツ報知
喜ぶ大阪桐蔭と涙を流しながら整列に向かう金足農

◆第100回全国高校野球選手権記念大会最終日 ▽決勝 大阪桐蔭13―2金足農(21日・甲子園)

 大阪桐蔭(北大阪)が金足農(秋田)を破り、史上初となる2度目の春夏連覇を達成した21日の全国高校野球選手権決勝のNHK総合での中継(後1時50分)の平均視聴率が20・3%の高数字をマークしたことが22日、分かった。

 花咲徳栄(埼玉)が16安打14得点で広陵(広島)を倒し、春夏通じて初の全国制覇を達成した昨年の決勝(8月23日)で記録した平均17・1%を上回り、注目度の高さを証明した。

 瞬間最高は金足農が1点を返した3回表の午後2時43分と3回裏の同50分、24・0%の好数字をマークした。なお、午後3時32分からの32分間が19・2%、同4時5分からの26分間は18・2%だった。

 大阪桐蔭は今秋ドラフト1位候補の根尾昂遊撃手(3年)が5回にバックスクリーンに今大会3本塁打目を放つなど、15安打13得点で4年ぶり5度目の優勝。V5は歴代3位タイ、春夏通算8度目のVは歴代2位。甲子園決勝は春夏通じて8戦全勝で、平成最後の夏の王者に輝いた。

 金足農の150キロ右腕・吉田輝星(こうせい、3年)は、2本塁打を含む5回を12安打12失点(自責11)。今夏初めて試合途中でマウンドを降り、東北勢初優勝を逃した。それでも歴代6位の大会通算62奪三振をマーク。県立の農業高が成し遂げた秋田勢103年ぶりの準優勝に、スタンドからは大きな拍手が送られた。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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