【24時間テレビ連載】<上>セクゾ、初のメインパーソナリティーで新たな一歩

スポーツ報知
Sexy Zone

 毎夏恒例の日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ41 愛は地球を救う」が25日午後6時半から放送される。今年のテーマは「人生を変えてくれた人」。日本中が人生について考える「24時間―」の挑戦を、3回に分けて特集する。

 昨年節目の40回を終え、新たな門出を迎えた今年の「24時間―」。吉無田剛・総合プロデューサーは「例年以上に『人』にスポットが当たる24時間になります。ひとりひとり明確に『あの人』と思い浮かぶようなテーマにしたかった」と特色を語る。

 「41回目は新しい一歩だから、一緒にゼロから作り上げていきたかった。のびしろ、余白がある人がふさわしいと思った」と話すように、フレッシュな「Sexy Zone」を初のメインパーソナリティーに抜てき。1月、ドッキリで告知した発表後に面談を行い、各メンバーの生い立ちや個性を詳しくヒアリング。5人の初の冠特番「たった3日間で人生は変わるのか」で本人たちさえも気づかぬ課題を与えた。

 「王子キャラの中島健人くんには難題を課し泥臭くもがいてもらいました。グループのカギを握る菊池風磨くんには、メンバーや周囲のことを自然と考えてもらえるような現場を。正統派の佐藤勝利くんはお笑いの部分で殻を破ってくれた。松島聡くんの純粋性はグループの宝なので、愛され力が発揮できる企画。社会貢献への意識が高いマリウス葉くんは、きっと『24時間』が新たなモチベーションになると思います」(吉無田P)。実際、この7か月間でスタッフも「5人の成功が自分の成功と考えられるようになった」と目を見張るほど大人になったという。

 かつてはスポーツ局で女子レスリングの吉田沙保里らアスリートに密着していた吉無田P。男子フィギュア・羽生結弦選手のアイスショーや、がんに前向きに立ち向かい、今年亡くなった山下弘子さんのVTRなど、関係性がにじむドキュメンタリー的な企画も多く用意しており「生きている人の数だけ、いろんな奇跡や出会いが存在し得ている」と語る。「人」にまつわるドラマをつむぐことで、視聴者が人生を考えるきっかけになると信じている。

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