初音ミク「また、みんなと大阪で会えてうれしい」大阪でライブ&企画展イベント開幕

スポーツ報知
マジカルミライ 2018のためにデザインされた衣装で熱唱する初音ミク

 今年8月31日に発売から11周年を迎えるバーチャルシンガー・初音ミクのライブと企画展を併催したイベント「マジカルミライ2018in OSAKA」が25日、大阪・住之江区のインテックス大阪で開幕した。26日まで。

 「マジカル―」は、日本が世界に誇る電子の歌姫の創作文化を体験できるイベントとして2013年にスタート。大阪での開催は14年以来、2度目とあって、9時の開場前には約千人が行列を作った。オープニングではミクを開発したクリプトン・フューチャー・メディア株式会社の伊藤博之代表(53)、ミクのキャラクターのひとつ「ミクダヨー」、大阪・通天閣の公式キャラクター「ビリケンさん」らのカウントダウンで大いに盛り上がった。

 企画展では、昨年末にミクと同じく10周年を迎えた鏡音リン・レンの等身大パネルや巨大ねぷたが登場。クリエイターによるイラスト講座やワークショップなど、ユーザー体験型のイベントに大勢のファンが詰めかけた。ライブは昼夜2回公演で実施。ミクはMCで「また、みんなと大阪で会えてうれしい!一緒に楽しもうね」とあいさつ。今回の「マジカル―」のテーマソング「グリーン・ライツセレナーデ」や、「Hand in Hand」、「「39(さんきゅー)みゅーじっく!」などを熱唱した。

 朝7時から待機列に並んだ「ミクファン歴11年」の大阪・泉佐野市の自営業・大西淳さん(43)は「初音ミクは人じゃないけど、みんなの気持ちがミクさんの中に入ることで『カタチ』になっているところが好き。いろんな人たちの創作活動の集合体として、これからも今までと変わらず大きくなっていって欲しい」と、初音ミクのさらなる成長に期待を寄せた。

 「マジカル―」に初出展したスポーツ報知ブースでは、8月31日から全国発売する「初音ミク10周年特別号」(タブロイド判、オールカラー24ページ、大型オリジナルポスター付き、1部500円)を先行発売し、ミクファンの人気を呼んだ。東京開催は8月31日~9月2日、千葉・幕張メッセで。

 「マジカル―」は今年で6回目の開催。2013年に横浜アリーナで初めて実施され、14年は東京体育館とインテックス大阪の2会場で、15年は日本武道館でライブ、科学技術館で企画展を行った。16年から幕張メッセで2年連続で開催している。

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