芦田愛菜が朝ドラ史上最年少の「語り部」に 10月スタート「まんぷく」
スポーツ報知

女優の芦田愛菜(14)が、10月1日スタートのNHK連続テレビ小説「まんぷく」の「語り」(ナレーション)に決定したことが27日、同局から発表された。朝ドラ史上最年少の抜てきとなる。
インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)氏とその妻・仁子(まさこ)氏の半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代にかけての大阪を懸命に生き抜く夫婦の成功物語。ヒロインの福子を安藤サクラ、夫の萬平を長谷川博己が演じる。
芦田は「朝ドラに出演するというのは、私自身、女優としてお芝居を続けていく上での目標のひとつであるので、今回、語りという形で参加させていただけて、とても光栄に思っています」とコメント。「ナレーションでシーンを壊してしまわないように、いい意味で存在感を消し、福ちゃん達を少し離れたところから見守るような存在でいられるように心掛けたいと思います」と意気込んでいる。
芦田の起用理由について、ドラマの制作統括の真鍋斎氏は「時代設定は昭和の激動記ですが、実はそれほど昔の話ではなく、現代にも連なる物語であると、私たちは思っています。そこで『一人の少女が、おばあちゃんから聞いた話を友達に話して聞かせている』というような設定で“語り”を紡いでゆけないかと考えました。現代の若い世代の方々にも、この物語を身近に感じて欲しかったからです」と話している。