五木ひろし、古希初シングルでなかにし礼氏と39年ぶりタッグ「新たな挑戦」

スポーツ報知
新曲「VIVA・LA・VIDA!〜生きてるっていいね!〜」の発表会で作詞・なかにし礼氏(左)と笑顔を見せる五木ひろし

 歌手の五木ひろし(70)が27日、東京国際フォーラム・ホールAで特別公演を行い、新曲「VIVA・LA・VIDA!~生きてるっていいね!~」を初披露した。

 スペイン語で「人生ばんざい」を意味するタイトルの同曲は、作詞家・なかにし礼氏(79)が作詞。なかにし氏が2012年に食道がんを患い、乗り越えた思いを歌詞に込めた。

 2人のタッグは、79年アルバム収録曲「虞美人草」以来39年ぶり。ステージでなかにし氏と並んで熱唱した五木は「よりいっそう先生の思いを込めて歌っていきます」。なかにし氏は「人類の命の喜びを歌う曲。五木さんの新しいスタートにしてほしい」と期待した。

 3月に70歳を迎えてから初シングル。「平成最後の曲」といい、スペインのラテン調のメロディー魅力だ。「古希を迎えて最初の曲で、新たなる挑戦としてすてきなプレゼントをもらった」。同曲のスペイン語バージョンの発表を構想しており「もう詞があります。9月中にはレコーディングしたい。世界的にもラテンブームなので、世界に発信したい」と意欲を見せた。

 大みそかのNHK紅白歌合戦は、48回目の出場がかかる。なかにし氏から「出たら駆けつけたい。歌えば大喝采だ」と太鼓判を押され、五木は「命懸けで歌いたい」と力を込めた。

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