さくらももこさん死去 フジテレビは「ちびまる子ちゃん」放送継続を発表 関係者がお悔やみ

スポーツ報知
ちびまるこちゃんのキャラクター着ぐるみ

 漫画家・さくらももこさんが15日、乳がんのために53歳で亡くなっていたことが27日、明らかになった。同日、所属プロダクションが発表した。

 さくらさんの代表作「ちびまる子ちゃん」の関係者がコメントを寄せた。フジテレビは同局で放送しているアニメ「ちびまる子ちゃん」(日曜・後6時)は今後も放送を継続することを発表した。

 ★集英社りぼん編集長・相田聡一氏

 「さくらももこ先生の突然のご訃報に際し、心よりお悔やみを申し上げると共にご冥福をお祈りいたします。

 『りぼん』1986年8月号より連載開始した『ちびまる子ちゃん』は、たぐいまれなギャグセンスと、親近感あふれる登場人物、そして彼らへ注がれる眼差しの温かさが魅力で、瞬く間に一雑誌の枠を越える大人気作品となりました。その誕生の舞台となったことは、編集部の大きな喜びです。

 このたびの早すぎるご逝去を惜しむ気持ちに終わりはありませんが、まるちゃんとその仲間たちの明るい笑顔は、子供から大人まで、読者の皆様の心の中で、いつまでも変わることなく輝き続けます。さくらももこ先生、ありがとうございました。」

 ★アニメ「ちびまる子ちゃん」スタッフ一同コメント

 「大好きな、大好きな、さくらももこ先生が天国へ旅立ってしまいました。もっとさくらももこ先生と一緒に新しい物語や面白い展開を考えていきたいと思っておりましたが、あまりにも早い旅立ちでスタッフ一同、心から悲しく思っております。アニメ『ちびまる子ちゃん』は番組開始から早29年経ちます。中には番組開始当初からご一緒させて頂いているスタッフ・キャストもおります。日々の制作の中で笑ったり、泣いたり、とても楽しく取り組んで来られたのは、さくら先生が見守って下さっていたからだと思います。これからも私達スタッフ・キャスト一同で、さくら先生が天国で見守って下さることを感じながら、面白い『ちびまる子ちゃん』を制作していきたいと思います。」

 さくらももこ先生、本当にありがとうございました。

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