ドリカム、NHK連続テレビ小説「まんぷく」主題歌 史上初2度目の朝ドラ歌唱

スポーツ報知
NHK連続テレビ小説「まんぷく」の主題歌を担当するDREAMS COME TRUEの中村正人(左)、吉田美和

 人気ユニット「DREAMS COME TRUE」が、女優・安藤サクラ(32)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(10月1日スタート、月~土曜・前8時)の主題歌「あなたとトゥラッタッタ♪」を務めることが29日、発表された。

 ドリカムが連続テレビ小説の主題歌を担当するのは「ひらり」(1992年、ヒロイン・石田ひかり)の「晴れたらいいね」以来26年ぶり2回目。複数回、朝ドラ主題歌を歌うのは史上初になる。

 「まんぷく」は、戦前から高度経済成長時代にかけての激動の時代を、明るくひたむきに生き抜いたヒロイン・福子(安藤)と、バイタリティーあふれる実業家の夫・萬平(長谷川博己)との波乱万丈の物語。楽曲は同作のために書き下ろしたオリジナルで、作詞・吉田美和、作曲・吉田美和/中村正人、編曲・中村正人。

 2人は「『ひらり』では主題歌『晴れたらいいね』を担当しました。それ以来2度目の主題歌担当ということで、とても光栄に思っています。笑ったり泣いたり怒ったり、福子さんの萬平さんに対するスペシャルな『愛』をマーチのリズムに乗せて届けます。この楽曲が『まんぷく』と一心同体となり、1人でも多くの皆様が、『トゥラッタッタ♪』と口ずさんでくださることを願っています」とコメントした。

 安藤も「初めて聴いた時からワクワクが止まりません。ワクワクがあふれて聴く度に涙が出ます。この曲と一緒なら、絶対、絶対大丈夫じゃんって、ちょっぴりあった不安は全部吹っ飛んでいきました。この曲が毎回ど頭で流れるなら、確実に面白い!この朝ドラ!」と大興奮のコメントを寄せた。起用理由について、同局の真鍋斎・制作統括は「移ろい行く時の流れに耐えて、30年間、エンターテインメントの第一線で活躍されているDREAMS COME TRUE。その楽曲の数々は、今も色あせず新鮮な輝きを放っています。このドラマが、ドリカムさんの楽曲のように、いつまでも皆さんの心に残りますように。そんな願いをこめ、2度目の依頼をしました。とても力強く、爽やかな楽曲をいただきました」と説明した。

 なお、複数回、朝ドラ主題歌を制作したのは、サザンオールスターズの桑田佳祐(62)。「甘辛しゃん」(97年)の「涙の天使に微笑みを」(歌唱は原由子)と、「ひよっこ」(17年)の「若い広場」(歌唱は桑田)を作詞・作曲している。

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