三四郎・小宮が快挙 鳥人間コンテスト192.63メートル

スポーツ報知
「鳥人間コンテスト」に参加した三四郎・小宮浩信。フライト前には静かに闘志を燃やしていた

 漫才コンビ「三四郎」のツッコミ・小宮浩信(34)が、29日に放送された日本テレビ系特番「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2018」の「滑空機部門」にパイロットとして参加。飛距離192.63メートルの好記録をたたき出した。

 静岡を拠点とする名門チーム「チームハマハマ」とのコラボでの挑戦。パイロットがうつぶせになって飛ぶ一般的なグライダーとは違い、スケートボードの上に立って乗り、体重移動によって羽根に羽ばたきを加える異色機でのフライトだったが、空中でしっかりとトライした。

 飛行機はやや左に旋回してしまったが、飛距離は、「ドランクドラゴン」の鈴木拓(42)が2014年の挑戦でマークした191.85メートルを78センチ上回った。

 当初、「拓さんの3倍はいけるはず」と掲げた目標の600メートルには遠く及ばず、フリーアナ・宮根誠司(55)が08年に出した芸能人最高記録301.30メートルにも届かなかったが、「飛ぶ前はめちゃくちゃ怖かったけど、最高でした!」と喜びを爆発。「チームの(飛行機の)押し出しがうまかった」と、スタッフにも感謝した。

 小宮のビッグフライトに、相方の相田周二(35)は「カッコよかった。羽ばたいてたよ!」とビックリ。毒舌家の司会・東野幸治(51)も「正直、スタジオは、だれも信用していなかった。お前、スゴイよ」と褒めたたえた。

 番組の竹綱裕博チーフプロデューサー(49)は「濃厚なトレーニングを積んでいただきましたから。何もできなさそうな、のび太のような人が飛んだのが、この競技の魅力。浪漫がありますね」と話していた。

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