高橋克典、あこがれの萩原健一と初共演

スポーツ報知
NHKドラマ「不惑のスクラム」の取材会に出席した高橋克典(左)と戸田菜穂

 俳優・高橋克典(53)、女優・戸田菜穂(44)が30日、大阪・中央区のNHK大阪放送局でドラマ「不惑のスクラム」(9月1日スタート、土曜・後8時15分)の取材会に出席した。

 人生に絶望した主人公・丸川が、40歳以上がプレーする「不惑ラグビー」のクラブチーム「大坂淀川ヤンチャーズ」でさまざまな人々と出会い、再び生きる意味を見つけていく人間ドラマ。7月初旬から猛暑の関西で撮影。屋外でのラグビーの撮影などは、医療スタッフらと相談しながら行っていたそうで「死ぬんじゃないかと思いながらやってました」と振り返った。

 今作で俳優・萩原健一(68)と初共演。「大坂淀川ヤンチャーズ」の創設者で、丸川の人生にも大きな影響を与えていく存在感のある男を演じた萩原に「僕は『傷だらけの天使』を見ていた世代ですから。もう本読みからバトルで、そういうことになったらいつでもやってやるつもりでいた。どうやったらケガさせないでねじ上げられるか、シミュレーションもしてました。相手は練習しないでもトリプルトウループを跳べちゃうような人ですから。学ぶこともたくさんありました」と独特の表現で、“レジェンド”との共演を喜んだ。

 そんな男だらけの現場の中で、戸田の存在は貴重だったようで「癒やしでしたね。オアシスみたいでした。相手が戸田さんでよかった」と高橋は目を細めれば、戸田も「(現場で)待ってたよーみたいな感じで、大事にしていただきました」と振り返り、「大阪に来るたびに皆さんが仲良くなっていて、うらやましくなるような親密な感じもあった」とラガーマンたちの絆を感じ取っていた。

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