aiko、3年ぶり茅ヶ崎フリーライブに過去最多3・7万人 サザンの曲も熱唱

スポーツ報知
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 デビュー20周年を迎えたシンガー・ソングライターのaiko(42)が30日、神奈川・茅ケ崎市のサザンビーチちがさきで3年ぶり6回目の野外フリーライブ「Love Like Aloha」を行った。

 過去最多の観客3万7000人で沸くビーチに設置された巨大セットに登場。潮風でスカートをなびかせながら、「ボロボロになるつもりでいきます。最後の夏休みに体中痛くなるくらい傷をいっぱい付けて、最高のステージにしたい。みんなも踏ん張ってな!」。冒頭から最高潮の客席に「皆さんの膝から下を破壊しますんで、楽しんで!」とシャウトした。

 メドレーでは、「サザンオールスターズ、40周年イヤーおめでとうございま~す。歌いま~す」と大ファンを公言する同バンドの「MISS BRAND―NEW DAY」「Ya Ya あの時代を忘れない」を聴かせた。

 中盤には「朝が来るまでみんなで酒盛りしたい」と笑わせ、「男子~、女子~、海の家~、(海辺の)マンション~!」などと観客への“あおり”も全開。客席側の中央にのびる全長55メートルの花道を駆け回り、新曲「ストロー」など13曲を熱唱した。ラストに「キラキラ」を歌唱後、1500発の花火が打ち上げられた。

 同フリーライブは2003年に始まり、06、08、12、15年に続いて6回目。ファンへの感謝を込めて、夏に不定期で開催してきた。「これで夏が終わるな、といつも思う。ライブが終わるとズタズタになって、もぬけの殻になるんです」と明かした。

 7月にデビュー20周年を迎えた。現在は自身最大規模となる27か所45公演の全国ホールツアーを巡っており、「これからも改めてよろしくお願います。また会いましょう!」と呼び掛けた。

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