宝塚歌劇3年ぶり3度目の台湾上陸へ 星組「サンダーボルトファンタジー」大阪で開幕

2018年8月31日18時34分  スポーツ報知
  • 「Thunderbolt Fantasy」の一場面。左からリンセツア(紅ゆずる)、タンヒ(綺咲愛里)、ケンサンウン(礼真琴)

 宝塚歌劇星組公演「Thunderbolt Fantasy(サンダーボルトファンタジー) 東離剣遊紀(とうりけんゆうき)」「星秀・煌紅 Killer Rouge(アメイジングスター・キラールージュ)」が31日、大阪・梅田芸術劇場メインホールで開幕した。

 2013年の星組、15年の花組に続き、宝塚では3年ぶり3回目となる台湾での上演(10月20~28日・台北、11月2~5日・高尾)を前にした壮行のステージ。

 「Thunderbolt―」は、アニメ「魔法少女まどか・マギカ」のシリーズ構成、脚本を担当した虚淵玄(うろぶち・げん)さんがオリジナル原案、脚本、総監修を務めたパペットアニメ(人形劇)が原作。人形劇は、台湾では「布袋劇(プータイシー)」と呼ばれる伝統芸能で、同作は16年にテレビで放送され人気が沸騰。今回、日本独特の芸能・タカラヅカとのコラボが実現した。

 魔界を切り裂く最強ソード「天刑剣(てんぎょうけん)」をめぐり、大怪盗リンセツアが、敵・味方を巻き込んで呉越同舟の旅に出る物語。リンセツアは、争いには常に高みの見物を決め込むクールガイだ。

 ブルーを主体にしたコスチュームを身にまとい、キセルを常に手にして、リンセツアを演じるトップスター・紅ゆずるは「原作では極悪非道の冷酷人間という感じですが、ヒーローなのか悪役なのか、どっち? という謎めいた存在で表現したい」。紅特有のユーモアをにじませて、「歌舞伎に近い」という、濃いキャラクターのぶつかり合いを表現した。

 一方の「Killer―」は、4~7月の大劇場公演で上演されたショーの再演。台湾公演に向け、終盤では、黒えんび服のソロで台湾語の楽曲を披露した。また、「紅子(べにこ)、海を渡る」と題したトークコーナーも用意され、紅の大ファンという設定のホール案内嬢キャラクター・紅子(紅本人)が、同僚の愛子(トップ娘役・綺咲愛里)や礼子(礼真琴)とコミカルなやり取りを展開。明るい星組の魅力を発揮した。

 同劇場では9月6日まで。東京・日本青年館ホールで9月13~24日に上演。

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